こぼれ落ちていく


『ねぇ。私が何で早く帰ってきたか知らないでしょ!私がどんな気持ちで帰ってきたか知らないでしょ!』


竜也に股がり竜也の胸元を引っ張り
竜也に顔を近づけ聞いても
顔を合わせようとしない。





黙ったままだ。




『答えろよ!私!妊娠したんだよ!!なのにお前他の女の上で腰ふってんの?!馬鹿じゃねーの!!』











泣かないって決めたのに

涙が溢れてきた。






ちきしょー!!

なんで
私はこんなに弱い女なんだよ!!