【完】恋の治療は保健室で〜秘密の遠距離恋愛〜

「ただいまー。ママはまだ帰ってきてないみたいだね」

「置き手紙あるよ。夕飯は二人で済ませてねって」

「じゃあ、帰ってくるのは結構遅くなるのか。夕飯は簡単なのでいいかな」

「奏が作るの?」

「うん。二人が夜遅く帰る時はだいたい作ってるよ。それより瑠衣君何食べたい?」

「えっと、じゃあ...カレーかな」

「よし!待ってて今、作るから」

「僕も手伝うよ」