【完】恋の治療は保健室で〜秘密の遠距離恋愛〜

「よーし平川、終わったらコンビニ直行だ!」

「食べ過ぎて太るなよ?」

「何か言った?」

「いえ何も...」


教室に戻るとお客さんが殺到して受付がパニックになっていた。

「お前戻って来てそうそう悪いが手伝ってくれ!日高達の番が終わってからずっとこの調子なんだ」

「上野君一体何があったの?」

「なんか聞いた話だと日高達の番の時に来た客が凄く怖かった、その辺のお化け屋敷より面白いってネットで呟いたらしいんだ。それを見た人達が集まって来て今に至るってわけだ」

「あたし達やりすぎちゃったのね...」

「そんな事言ってる場合じゃないぞ!?また客が増えてきた。俺と新田と吉沢は中で助っ人。日高と杉原は外で受付の手伝いだ...!」

「りょーかい!」

「絵美里やり過ぎないでよ?」

「分かってます。奏、瑠衣ちゃんの事宜しくね!」

「任せて!」