「へぇー。あっ、あたしお手洗いに行ってきます。楓舞さんは先に龍也さんの所へ戻っててください」
「分かったよ」
それにしてもこの病院って病院とは思えないほど綺麗だな。入った時一瞬、高級なホテルかと思っちゃった。
「あなたも来てたのね」
「藤川先生!」
「ねえ、まだ薬師寺君と別れる気はないの?」
「ないです!楓舞さんは絶対渡しません」
「ハッキリ言うじゃない。けど、あなたを思い知ったでしょ?彼、あんなにモテて、可愛くて美人で大人っぽい看護師さん達に囲まれて。彼女が待ってるって言ったらあなたの方じゃなくて私の方見てたし。子供っぽいあなたは視界に入ってなかったのね」
「分かったよ」
それにしてもこの病院って病院とは思えないほど綺麗だな。入った時一瞬、高級なホテルかと思っちゃった。
「あなたも来てたのね」
「藤川先生!」
「ねえ、まだ薬師寺君と別れる気はないの?」
「ないです!楓舞さんは絶対渡しません」
「ハッキリ言うじゃない。けど、あなたを思い知ったでしょ?彼、あんなにモテて、可愛くて美人で大人っぽい看護師さん達に囲まれて。彼女が待ってるって言ったらあなたの方じゃなくて私の方見てたし。子供っぽいあなたは視界に入ってなかったのね」



