【完】恋の治療は保健室で〜秘密の遠距離恋愛〜

薬師寺は奏達の部屋をあとにして、レストランへ戻った。

「薬師寺さん」

「瑠衣君。すまなかったね、この二人を任せちゃって」

「おう薬師寺。帰ってきて早々悪いが、胃薬あるか?」

「薬師寺先生が養護教諭の先生でほんとに良かったっす...」

「君達食べ過ぎ...。瑠衣君、会計し終わったらこの二人を部屋に運ぶの手伝って」

「分かりました」

平川兄弟は薬師寺と瑠衣に部屋まで運ばれ、朝まで胃痛に苦しめられた...。