【完】恋の治療は保健室で〜秘密の遠距離恋愛〜

「だって、前に言ってたじゃないですか。もし、あたしを泣かせる事があるなら容赦しないって」

『だからと言って、メイドの岡ちゃんはちょっと...。龍也から送られてきた写真にあったけど、あれは酷かったな』

「楓舞さんにはいい薬です!」

メイドの岡ちゃんが効いたのか、楓舞さんはしばらく黙っていた。

『奏、龍也から聞いたと思うけどもう一度言うね。藤川先生には気をつけてね』

「あの、なんで藤川先生に気をつけなきゃならないんですか?」

『そのうち話すよ。じゃあまた今度』

「待って楓舞さん...!」

プー プー プー