【完】恋の治療は保健室で〜秘密の遠距離恋愛〜

「相談してみれば?」

「えっ?」

「薬師寺さんに。僕はまだあの二人のこと知らないからね。薬師寺さんならよく知ってるし、大人だからいいアドバイス貰えるかもよ?」

「そうだね。相談してみるよ。ありがとう瑠衣君」

「僕は部屋に戻ってるから」

「待って。瑠衣君も居て?」

「なんで?せっかくなんだから二人で話せばいいじゃん」

「だって瑠衣君言ってたじゃん。二人で支えるって。だから瑠衣君も居なきゃ...!」

「でも・・・分かったよ。奏はホント、お人好しだな」