【完】恋の治療は保健室で〜秘密の遠距離恋愛〜

「僕が運びます。奏、ほら」

「うん」

瑠衣君の背中に乗り、保健室へ向かった。

「捻挫ね。今日は早退して病院行ってね」

「はい」

「荷物持ってくるから奏はここで待ってて」

「ありがとう瑠衣君」