【完】爽斗くんのいじわるなところ。


馬鹿らしくて、むなしくて、視界がゆがんでいく。



白い頬に手を添えて、涙にぬれた目を見下ろす。




――『優心くんは、優しいね』

――『北風と太陽の、太陽みたい』

――『一緒のクラスでよかったぁ……』




……きみの、ことなんて。


ぐっと歯を噛みしめて、唇を奪ってやろうと思った、その時だった。