【完】爽斗くんのいじわるなところ。



――ドクドクドクドク。




赤面して固まるあたしを変に思った仁胡ちゃんに、「なんて言われたの!?」と興奮気味に言われてしまったけど。



「……な……内緒に、してもいい?」


「えぇぇぇえー!!」


はずかしくて、絶対に言えなかった。



彼が言った言葉が反芻される。



――『二点満点中の、三点。誰かに見せんのちょっと惜しいかもね』


――『だから、俯いて歩いてろ、根暗』