水彩画を描きながら優が言う。でもな、癒しがいないと辛いんだよ!!朱莉〜!!
「うう〜……。朱莉、朱莉、朱莉、朱莉……」
「怖ッ!お前ヤンデレかメンヘラかよ」
呆れる優を無視し、俺はスマホを取り出す。中にはこっそり撮った朱莉の写真がある。それを見て癒されよう……。
俺が溜まった朱莉の写真を見て何とか寂しさを紛らわせていると、母さんから電話がかかってきた。チッ、せっかく朱莉の貴重な水着姿を見てたっていうのに……。
「もしもし?何だよ」
少々不機嫌な声で電話に出た俺に対し、母さんは少し焦ったような声だった。
「ねえ、朱莉は体調悪くてもう帰ってるのよね?」
「ああ。具合悪くて部活来る前に保健室行ったら熱があったんだと。でももう帰って来てるだろ?」
「それが……あの子、まだ帰って来てないのよ!」
ガツンと頭を殴られたような衝撃が走った。まだ帰って来てない?嘘だろ?だって俺は朱莉が学校の門を出て行くのを見ていたし、その姿も写真で残ってる。
「うう〜……。朱莉、朱莉、朱莉、朱莉……」
「怖ッ!お前ヤンデレかメンヘラかよ」
呆れる優を無視し、俺はスマホを取り出す。中にはこっそり撮った朱莉の写真がある。それを見て癒されよう……。
俺が溜まった朱莉の写真を見て何とか寂しさを紛らわせていると、母さんから電話がかかってきた。チッ、せっかく朱莉の貴重な水着姿を見てたっていうのに……。
「もしもし?何だよ」
少々不機嫌な声で電話に出た俺に対し、母さんは少し焦ったような声だった。
「ねえ、朱莉は体調悪くてもう帰ってるのよね?」
「ああ。具合悪くて部活来る前に保健室行ったら熱があったんだと。でももう帰って来てるだろ?」
「それが……あの子、まだ帰って来てないのよ!」
ガツンと頭を殴られたような衝撃が走った。まだ帰って来てない?嘘だろ?だって俺は朱莉が学校の門を出て行くのを見ていたし、その姿も写真で残ってる。


