優の言葉に、俺は「三ってそういう意味だったんだな」と呟く。あの数字の三は三代美神全てを表しているわけではなかった。左から三番目の愛の神ーーーハートの窓がある場所を表していたんだ。
「そうと決まればすぐに助けに行くぞ!!」
俺は立ち上がり、ほうきを手にする。犯人め、大事な俺の妹に怖い思いをさせやがって!!絶対許さない!!殺す!!
「お前、今の顔だとテレビで放送禁止になるほどのもんだぞ」
「優!!朱莉の居場所がわかったんだ!!早く助けに行くぞ!!」
怒りで燃え上がる俺に対し、優はやれやれと言いながらほうきを手に持った。
ローマ館についた頃には、辺りは薄暗くなり始めていた。こんなところに朱莉はいるのか……。早く助けてやらないと。
「一、俺たちは警察なんかじゃない。だから犯人の様子を見て戦うのが無理そうだったら警察にすぐ通報する。それでいいか?」
「ああ!待ってろよ、朱莉!」
「ダメだ、こいつ話聞いてない……」
「そうと決まればすぐに助けに行くぞ!!」
俺は立ち上がり、ほうきを手にする。犯人め、大事な俺の妹に怖い思いをさせやがって!!絶対許さない!!殺す!!
「お前、今の顔だとテレビで放送禁止になるほどのもんだぞ」
「優!!朱莉の居場所がわかったんだ!!早く助けに行くぞ!!」
怒りで燃え上がる俺に対し、優はやれやれと言いながらほうきを手に持った。
ローマ館についた頃には、辺りは薄暗くなり始めていた。こんなところに朱莉はいるのか……。早く助けてやらないと。
「一、俺たちは警察なんかじゃない。だから犯人の様子を見て戦うのが無理そうだったら警察にすぐ通報する。それでいいか?」
「ああ!待ってろよ、朱莉!」
「ダメだ、こいつ話聞いてない……」


