少年が見たかった世界

ハンバーグの材料を次々とカゴに入れていく。

歩いている間に海は寝てしまった。

仕方ない、3歳だから。

でも甘やかしておくといけない。

そんなことはないと思うけど死ぬのを躊躇う(ためらう)かもしれない。

せっかくの僕の夢を壊されたくない。

どうせ生きててもしたいことないんだし。

叶うはずもない夢を追いかけるなんて馬鹿みたい。

もう少し現実的に考えなければいけない。

苦しむのは嫌だから他殺で。

とか思っていたけど、

そんなこと稀(まれ)でしかない。

次にお母さんが海を連れて行った時。

その時に僕は死のう。