ロミオは、ふたりいない。


「木々羅?」



「ん?」



「や、なんか考えてたかな…って」



「うん、おいしいなって…」



ブル…



「寒いの?」



「うん、今少し寒かった
やっぱ3個はムリだったよね!」



「だね…

場所代わる?
こっちの方が寒くないかも…」



「んーん…大丈夫だよ
ありがとう」



廣永

いつも優しい



隣のカップルが視界に入った

ピッタリくっついてる…



私と廣永も

あんなふうに…



ドキドキ…ドキドキ…



ムリムリムリ…



廣永もなんとなく

そっちを見てた




「廣永…
明日も会える?」



「うん…オレは会えるよ
どこ行く?」



「どこ…
とかじゃなくて…
ただ、会いたい…廣永に…」



ドキドキ…ドキドキ…ドキドキ…



「木々羅…やめて…

死ぬから…オレ…」



「死んだら困る…」



「うん、だから…

カキ氷食べながら
オレ、暑いんだけど…」



廣永が笑った



ドキドキ…ドキドキ…



廣永

好きだよ