ロミオは、ふたりいない。


「暑いね…
行こっか…」



廣永と並んで歩いた



「ごめんね…
こんな格好で…

もっと女の子らしくスカートとか
ヒラヒラふわふわしてるのが好きだよね
私、そーゆーの持ってなくて…」



緊張してる




どぉしたらいいかわかんなくて

ムダに喋ってる


かぶってたキャップで

顔を隠した



「オレ、木々羅みたいな格好好きだよ
女の子が大き目のTシャツとか着てんの

たぶん、リョータも好きだと思う
オレたち、結構タイプかぶるんだよね

女女してる女子、大嫌い!って
前にリョータ言ってて
わかるわかる!ってなった」



へー…

そーなんだ



「そのキャップ
オレも欲しいと思ってたヤツだし!
同じの買おうかな?」



「うん」



とりあえず

よかったのか



スカート履いてこなくて