ロミオは、ふたりいない。


「お揃いのスウェットとか…
羨ましんですけど…」



リョータがジュリを見て言った



「リョータも同じの持ってなかったっけ?」



「あー…色違いね…
けど、そんなの虚しくない?
もぉ、アレ着ないわ、オレ」



「別にいいじゃん
オレとジュリとリョータと
3人で着れば…」



「へー…
ユートそーゆーの気にしないんだ…」



「別に…」



少し、気になる…



「ダボダボのスウェットの袖とか掴んでる女の子
かわいいよね…」



リョータがジュリを見ながら言った



ジュリのことじゃん!

それは気になる



そーゆーことを

ストレートに言えるリョータが

羨ましかった



オレは

思ってても

言えない



彼女なのに…