ロミオは、ふたりいない。


夕方、亜美と凛々ちゃんと

花火を買うのに

公園近くで待ち合わせした




「久しぶり!」



「元気だった?」



「元気!」



「凛々ちゃん日焼けしてる!」



「うん
彼のサッカー見に行ってね
焼けちゃったの」



「仲良くやってんだね♡」



「まーね♡」



「珠莉、バイト忙しいの?
買い物いつ行く?」



「あのね!
私ね…
彼氏…できた!」



「「え!!!えーーー!!!!!」」



「「誰???」」



「…廣永…」



「「やっぱり!!!」」



私って

そんなに

廣永ぽい?



「1年の時
いい雰囲気だと思ってたんだよね」



「うんうん
廣永は絶対、珠莉のこと好きだったよ」



「そーかな…?」



「珠莉が
そーゆーのに興味なさそうだったからね」



「最近、珠莉
かわいくなったしね
放っておけなかったんだろーね
へー…廣永と珠莉ね…♡」



「珠莉、お似合いだよ♡」



「いいなー!
ふたりとも…
私も彼氏ほしいーーー!」