家族ができたら
この海に連れてきたい
綺麗だから、見せてあげたい
そう言った時の
天神の顔が浮かんだ
「眞子…
その涙は、どんな返事なの?」
私、また泣いてる…
「別れの涙…?
それとも…」
「天神と…
ずっと一緒に、いたい…
…
近くにいてよ…
…
いなくならないでよ…」
「いなくなろうとしたのは、眞子じゃん…
…
…
離せなかったのは、オレだよ…」
「天神…
…結婚してください…
…
…
私と、家族になってください…」
「うん…
…
眞子、絶対幸せにするから…
オレから、離れないでね…」
ーーーーー
唇も
お腹を包む大きな手も
優しかった
心地よく波の音が私の耳に届いた
天神の手に私の手を重ねた
一緒に来ようね
キミが産まれたら
3人で…



