「おじゃまします」
て…部屋に上げちゃったよ
イケメンくん
ノーメイクなのに…
とりあえずマスク
ニャー…ฅ(ΦωΦ)ฅ
「犬じゃなくて猫だったんですね
ボクも猫派です」
「あの…このアパート
ペット禁止で…
言わないでください」
「言いませんよ
誰に言うんですか?
大家さん知らないし…」
あ、笑った
イケメン(♡∀♡)
「仕事の途中なのにスミマセン」
「今日これで上がりだったので大丈夫です」
「さっき開いたら開けなくて…」
「んー…」
カチカチ…カチ…カチカチ…
「ハイ、できましたよ」
「え!もぉ…?」
「ハイ」
「あ、ありがとう
すごく助かりました!」
「いい匂いですね…」
ドキ…
「え…」
ついに
ここから、恋が…?
「コーヒー」
「あ、コーヒーね…
よかったら飲んで行きますか?」
なんだ…
また外した
なんか期待した
「でも、車…停めてるので
ゆっくりできないです」
「あ、
そーですね…」
「ここ、寒くないですか?
外より寒いかも…」
「そ~なんです
今日、エアコンも壊れてるみたいで…」
「エアコン?
ボク、見てみましょうか?」
「え、修理とかできるんですか?」
「んー、前にそんなバイトしてたんで…」
「お願いしたいです!」
「あ、でも車停めてるので…」
「あ、そーでしたね」
「じゃあ、帰りに寄ります」
「いんですか?わざわざ…」
「家、近いんで…ここから…」
「じゃあ、お願いします」



