38歳バツイチ♀、医大生と付き合ってみた。(い)


「おじゃまします」



て…部屋に上げちゃったよ

イケメンくん



ノーメイクなのに…

とりあえずマスク



ニャー…ฅ(ΦωΦ)ฅ



「犬じゃなくて猫だったんですね
ボクも猫派です」



「あの…このアパート
ペット禁止で…
言わないでください」



「言いませんよ
誰に言うんですか?
大家さん知らないし…」



あ、笑った



イケメン(♡∀♡)



「仕事の途中なのにスミマセン」



「今日これで上がりだったので大丈夫です」



「さっき開いたら開けなくて…」



「んー…」



カチカチ…カチ…カチカチ…



「ハイ、できましたよ」



「え!もぉ…?」



「ハイ」



「あ、ありがとう
すごく助かりました!」



「いい匂いですね…」



ドキ…



「え…」



ついに

ここから、恋が…?



「コーヒー」



「あ、コーヒーね…
よかったら飲んで行きますか?」



なんだ…

また外した



なんか期待した



「でも、車…停めてるので
ゆっくりできないです」



「あ、
そーですね…」



「ここ、寒くないですか?
外より寒いかも…」



「そ~なんです
今日、エアコンも壊れてるみたいで…」



「エアコン?
ボク、見てみましょうか?」



「え、修理とかできるんですか?」



「んー、前にそんなバイトしてたんで…」



「お願いしたいです!」



「あ、でも車停めてるので…」



「あ、そーでしたね」



「じゃあ、帰りに寄ります」



「いんですか?わざわざ…」



「家、近いんで…ここから…」



「じゃあ、お願いします」