寝たし やっぱり帰ろうかな… 「柴咲さん…」 まだ起きてる? 「ん?」 「一緒に…寝よう…」 暁くんが少しだけ目を開けて言った ホントに? 「寒いでしょ… ここ…来て…」 いいのかな…? 「うん…」 暁くんのベッドにゆっくり入った 「温かい… 柴咲さん…いい匂い…」 温かいのは 暁くんの身体だよ ドキドキ… ドキドキ… ドキドキ… 「おやすみ…」 「うん…おやすみ…」 ドキドキするけど 安心する なんだろう この感覚