38歳バツイチ♀、医大生と付き合ってみた。(い)


寝たし

やっぱり帰ろうかな…



「柴咲さん…」



まだ起きてる?



「ん?」



「一緒に…寝よう…」



暁くんが少しだけ目を開けて言った



ホントに?



「寒いでしょ…
ここ…来て…」



いいのかな…?



「うん…」



暁くんのベッドにゆっくり入った



「温かい…
柴咲さん…いい匂い…」



温かいのは

暁くんの身体だよ



ドキドキ…

ドキドキ…

ドキドキ…



「おやすみ…」



「うん…おやすみ…」



ドキドキするけど

安心する



なんだろう

この感覚