ずっと一緒にいてくれるよね?

「ねえ、危ないよ、こっち来たら?」


怒られるどころか心配してくれた。


私ははっとした。


自殺するって思われたんだ。


いま、絶対暗い顔だし、勘違いさせたんだろう。


「ちっ、違います!私、飛び降りなんてしないですから!」


「大きな声も出るんだね」


なんて穏やかで爽やかな笑顔。


見惚れてた。


「一年生?名前は?こんなところに入ってきたらダメだよ」


「あっ、す、すみません」


「緊張しないで。僕は翔太。きみは?」


「あ、え?あ、私はしおりです」


なんで下の名前?初対面なのに距離が近い。嫌じゃないのは、カッコイイから?


「しおりちゃんか。可愛い名前だね」


「ありがとうございます」