ずっと一緒にいてくれるよね?

「夜中に音楽室から聞こえるピアノってその自殺した女の子が弾いてるんじゃない?」
「その幽霊、ピアノも得意なの?あたし毎晩彫刻ほるって聞いたよ」


「芸術センス高っ。なのに自殺とかもったいない。男にフラれたくらいで」


私は会ったこともない、実際にいたかもわからないその亡くなった女の子に共感した。
些細なことで人はキズつく。


桃香ちゃんが私を無視するようになってから、私の世界は変わった。


桃香ちゃんに合わせて私をさけるクラスメイト。何人かは私と友達でいてくれた。だから私はこうして高校生になれた。あの時、誰もいなかったら、私も屋上から飛び降りたかもしれない。


「だいたい学校で死ぬとか迷惑じゃない?」


「自殺は家でおとなしくしろっての」