ずっと一緒にいてくれるよね?

翔太くんの顔を見て私はすがりついた。


「翔太くんは、ずっと一緒にいてくれるよね?」


「当たり前だよ」


そのことばに心底ほっとした。でも同時に不安になる。
信じていいの?
本気?
疑いたくないのに。


「私、本気だよ。嫌がっても一緒にいるよ?ねえ、本当に、ずっと私と一緒にいてくれる?」


「もちろんだよ」


微笑む翔太くんの目に惹きつけられる。
すごくキレイ。


「きみが辛いなら、僕が一緒に飛び降りてあげるよ」


差し出された手が救いに見える。


翔太くんと、心中。いけないことなのに、とてもロマンチックに感じる。


そうだ、こんなにつまらない、ひどい現実なんか終わらせて、翔太くんと天国に行こう。
私が手をにぎろうとしたとき、屋上のドアが開く音がした。