ずっと一緒にいてくれるよね?

「しおりちゃん」
階段下から翔太くんの声がした。それだけで心おどる。


ふりむくと翔太くんが手をふる。


「こ、このあいだはおかしなこと言ってごめんね。どうかしてた」


「おかしくないよ。そうだ、クラスの子に思い切って話しかけたらどうかな」


「私が?」


「たまには自分からいってみたらいいと思うよ」


「でも、無視されるに決まってる」


その時、遠くで声がした気がした。


「ごめん、呼ばれたからまた今度。僕がいるんだから、クラスメイトに無視されても、なぐさめてあげるよ」


「えっ!!えっ!?」


また、ドキドキした。翔太くんは冗談のつもりだろうけど、私にはヤバイ。


単純な私は、翔太くんをもっと好きになった。