「大丈夫です。…たぶん疲れが溜まってるだけです。」
「行くのは、産婦人科。」
何を言われたか分からず、言葉が出ずに桃子さんを見る。
「私の勘。的中率は高いの。」
固まる私の頭を撫でる桃子さん
「違かったらそれでいい。…でも、手遅れになったら後悔するよ?」
「……はい。分かりました。」
思わず泣いてしまった私を桃子さんは優しく抱きしめてくれた。
有給を取らせてもらい、午後に桃子さんから教えてもらった場所に向かった。
どう帰ってきたか分からない私の手は自然とお腹に置いていた。
『おめでとうございます。2ヶ月ですね。』
未だにふわふわとしてる。
先生の声が頭から離れない。
ぺたんこのお腹を撫でながら、ぼうっとしているとリビングの入り口から音がした。


