「…本当ありがとう。昔から…、シノたち優しすぎるよ。」 『ハハッ、それはたぶん仲間限定だな。』 「うふふ。そっか。」 『紅蓮も心配してたぞ。…連絡したのか?』 ドクッと胸が鳴った。 曖昧な記憶の中に、確かに彼らもいた。 幻覚だと思っていたのが、本当だったのか…。 「連絡、してない。…そもそも知らないし。」 歯切れの悪い私に何か感じとったのか、シノはあやすように言った。 『良かったな。大事なもん守れて。』