「うるさい。」
「うわー、カッコいいね涼ちゃん。スタイル良いから似合うなぁ!」
「「「こんにちは!」」」
「………はぁ、はい。よろしく。」
怒涛の声に横山さんが引いてる。
「……初めて見る横山さんだ。」
「…伊織様、どうぞ。」
私の呟きに苦笑いしながら、小さい声で私を中に入れてくれる。
「きぃさーーーーーーーんん!!!!」
ドドドドと足音が響き渡り、気づいた頃にはもうすでに目の前に来ていた。
「しー…。久しぶりだね。」
「久しぶりです!会いたかったです!!」
久しぶりのしーを見て、なんだかじーんとする。
「おーい、始めるってよー。」
倉庫内を見れば、シノが笑って手を振っていた。


