誰もそのことに触れないから、疑問に思いつつも口には出さなかった。
料理が出揃い、お父様と健太郎さん、菫さんはお酒が進んでいる。
昔の話にものすごく盛り上がっており、そんなことあったんだと聞いてるだけでも3人の知らない一面が知れて楽しい。
一方で七奈ちゃんは豪華な料理に舌鼓を打っている。
あんな細い体のどこに入るんだというぐらいの食べっぷりで見てて気持ちがいい。
1時間くらい過ぎただろうか、私のお腹は限界に近づいており、お父様たちはいい感じに出来上がっていた。
コンコン
「失礼します。」
店員さんだと思い、振り向けばドキンッと大きな音がなった。


