その一言で、私たちの行動は決まる。



「いつ、…とは書いてないからな。……土曜ぐらいにしとくか。」


「決まりだな。おし、お前ら!3日後の土曜は楽しむぞ!」
















「まあ、分かってた展開ですね。」

「そうだな。あいつら最近やってなかったから、売られた喧嘩を買った。ってやつだな。」



木陰に凪さんと身を潜め、目の前の光景を眺める。



あの果たし状とやらに載ってた場所へ来てみると、そこは木に囲まれた静かな広場だった。

広場に着いて、誰もいないように見えるけど、木に隠れているのがシノたちにはバレバレで。


でも一応…、

『いませんねー。俺らAlice倒したかったのに!』

なんて茶番じみた会話をしていたら、わらわらと男たちが出てきた。