僕ハ無窓ノ居室デ無限ノ虚構ヲ夢想スル





七生の訃報を受け取ったのは、それから二ヶ月後―――。


秋らしい青く高い空が広がった日のことだった。


詳しいことは聞かされなかったけれど、末期癌で見付かった時には手遅れだったらしいことを知った。