「……幸せだな」
ふいに、七生が言った。
「……え?」
問い掛けた僕を無視して、七生は瓶を脇に置くと仰向けに寝転んだ。
「天気が良くて、吾桑が見舞いに来てくれて、麦酒がうまくて……さ。
幸せだよ、ホント。
生きててよかった」
ちらり、と横目で僕を見る。
その目に翳りは、ない。
まるで何かを悟り切ったように清々しい目をしている。
だけど。
「七生……?」
妙な息苦しさを覚えて、僕は七生を見た。
彼女はもう、静かに目を閉じていた。
ふいに、七生が言った。
「……え?」
問い掛けた僕を無視して、七生は瓶を脇に置くと仰向けに寝転んだ。
「天気が良くて、吾桑が見舞いに来てくれて、麦酒がうまくて……さ。
幸せだよ、ホント。
生きててよかった」
ちらり、と横目で僕を見る。
その目に翳りは、ない。
まるで何かを悟り切ったように清々しい目をしている。
だけど。
「七生……?」
妙な息苦しさを覚えて、僕は七生を見た。
彼女はもう、静かに目を閉じていた。


