君を輝かせるのは私だけ。

乱暴に扱わないようにそっと腫れた足を手に取って様子を見る。

「そこまでひどくないので大丈夫ですよ?」

「ん…そうみたいだね。少し安心した。」

「祐真さんは足大丈夫ですか?」

「ここ数日は全然きにならない!」

その返事にあおは安堵する。

人のことばっかりだなぁ。

気をつけて見ておかないといつか大きな怪我をしそうで危なっかしい。

靴下を履かせて、足から手を離すと、

あおが、ありがとうございます、と言って、

メモを俺に出す。

「??なんのメモ?」

手にとって目を大きくする。

「え!」

「いらないなら返してください。」

「いるいるいるいる!」

「来る前に今度から教えてください。いない時も多いので。」

あおはそう言ってハイテンションな俺の背中を押して追い出そうとする。

照れてる?