君を輝かせるのは私だけ。


「あお?」

私を心配してくれるのか、

祐真さんが私を覗き込む。

…いつも通り!

「楽しみですね!」

そこで簡単に部屋割りの説明があって今日は移動後だし新メンバーもいるからってことで、

これからの予定はミーティングだけ。

少し時間がある。

一度部屋について荷物を置いて、

部屋にある椅子に腰掛ける。

「…ふぅ。」

ため息ばかり。

エアコンをつけないと暑いこの部屋でとりあえず動く気になれずボーッと机を見る。

結局祐真さんとけんくんに助けられてしまった。



…行かなきゃ。

暗い気持ちは置いていこう。

鏡の前まで言って無理やり笑顔を作る。

よし、頑張れる!

予定が書かれた冊子と、

いつも持ってるノートとタブレットを持ってミーティング用にとってある大広間みたいなところに行く。

「あのっ、」

途中で声かけられて振り向くと、

「え!あの時の!」

目の前にいたのは、前回の合宿で1番初めに私になんでも言ってくださいと言ってくれた同い年くらいの女の子。

「あの、今回から、バイトとして色々お手伝いさせてもらうことになりました!それで、私、あなたに憧れて夢を追いかけることにしました!」

キラキラした顔で伝えられる。

素敵!

素敵だけど、夢?