私がそういうと、
「じゃあ勝手にしたらいいじゃない。」
舌打ちまじりにそういう。
「先日は私の行き届かない発言で不快にさせてすみませんでした。あのっ、一緒に最適な食事を…考えませんか。」
そう早口で言うと、
「あなたのいい子ちゃんごっこにはついてけないわ。勝手にして。」
そう言われてまた2人は背を向けて出ていってしまう。
「はぁ…すみません佐藤さん巻き込んでしまって。」
謝ると佐藤さんは笑って、
「いえ、私は最近やりがいを持って仕事できてるので嬉しいです。」
と返してくれる。
はぁ…どうすればいいんだろ…
「で?ぶったのはどっち?」
「あお。」
私はロボットのようにギシギシと音を立てるように後ろを向く。
2人の目の笑ってない笑った顔。
「あ、あの〜打ち合わせは?」
2人にまた笑顔を向けられて黙る。
「監督に言おう。」
その言葉に慌てて立ち上がる。
「いいっ!私が急に参加してきて口出ししてるんだからそうもなるよ、やめて!」
私の言葉にけんくんは顔を歪ませる。
宮本さんはまっすぐ私を見て、
「次何されるかわからないよ。」
「大丈夫です。…頼りないですか?」
「そう言われるとずるいな。」
と笑って、悔しそうなけんくんを引っ張って、私の頭を軽く撫でてから食堂を離れる。
…引っ張ってた人先輩なはずだけど?
と驚いて、少し笑ってしまった。

