君を輝かせるのは私だけ。


結局メインの料理はみんな同じにして、

プラスの副菜を何種類か用意してその日のとって欲しい栄養に合わせて変えてもらうようにした。

慣れてきたら選手自身に選んでもらうのも自分の身体の状態の把握や意識向上にいいのかもしれないなぁ〜

約束の一週間は目まぐるしいくらい忙しくて、

早く起きて食堂の方の準備に初めから手伝いに入って副菜は全部自分で作って、

選手にはあらかじめ渡していた個人個人の食事メニューから副菜を取ってもらって、

あとはほとんど同じ。

朝昼晩とそれが続いて、

やることは減るよりも増えるばかりで、

疲れがたまり始めた木曜日の朝。

「あの、副菜もメニューを教えていただけたら私たちで用意できるものはしますよ?」
「私たちにもお手伝いさせてください」

と朝食堂に着いた瞬間に食堂で働く全員から言っていただけた…

っ…

涙を堪えていたら、

「この三日間だけでもあなたの思いが充分に伝わりました。」
「それに私たちの負担のこともちゃんと考えてくださって…」
「合宿に参加した日から毎日私たちの手伝いもしてくれますし…全力でサポートさせてください」


口々に優しい言葉をくださる。

「ありがとうございます…本当に…ありがとうございます…」

「あの、今日からは私も手伝います!」

あ…

「管理栄養士の佐藤です。改めてよろしくお願いします。…私も、あなたと理想を現実にしたいです。」