君を輝かせるのは私だけ。


「…それは、今後、バレーができないということですか。」

俺の質問に部屋に重い沈黙が落ちる。

この沈黙は肯定で。

「…今足は捻挫だけとは言えません。もしかしたら折れてるかもしれないし、他にも何か起こってるかもしれません。ご本人にお話ししても、笑って、

『いいんです。今は調べないでください。保身で取れるボールを落としたくないので。…本当は痛み止めの点滴も薬も身体を鈍らせたくないのでしたくないんですけど…でも、さすがに動けなくて』

って返されるだけで…」

健さんが長く息を吐く。

「なら、そう、してやってください。」

その言葉に渉が噛みつく。

「いいんですか!?健さん!あおさんがバレー二度とできないかもしれないんですよ!?」

渉の叫びに、

健さんは俺をみる。

「祐真は?止めるべきだと思う?俺はどうすればいい?」

涙を流しながら俺に聞く健さんに息を呑む。

渉もそれに気づいて、

絞り出した声ですみません、と健さんに謝る。

「俺は、俺はっ、あおのバレーしてるとこが見られなくなるのは嫌です。」

でも。