君を輝かせるのは私だけ。


「本当に健が言ってた通りだね?」

言ってた通り?

首を傾げると、

「いつ健の家遊びに行っても莉緒ちゃん勉強してるから、何回か声かけた事もあるんだけど、健が『絶対莉緒はお前のこと覚えてない』っていうからさ〜」

え、話しかけられたことあった?

記憶にない…

祐真さんと話しててもそういうことはよくあるからおそらく私は返事してるんだろうけど…

「す、すみません…」

そこからしばらく2人でお話をする。

「で、健があまりにも莉緒ちゃんの話ばっかするから気になって俺も莉緒ちゃん応援してたの!まだ夢の途中だろうけど、すごいね、かっこいいね〜」

人気俳優の笑顔は眩しい。

けど懐かしくもあるからやっぱり何度か話しかけてもらってたんだと思う。

「ありがとうございます、でもまだまだ頑張ります!」

2人まったり話しててふと気づく。

「あれ、お仕事大丈夫ですか?」

「今日は、もう全部終わってるよ、健まち。ご飯行く約束してるからさ〜」

相変わらず仲良しなんだなぁ。

健くん大スターとお友達なんてすごいなぁ。

「俺の妹ナンパすんな、このアホ。」

喋ってたら急に声がして、

トオルさんが頭を押さえる。