君を輝かせるのは私だけ。


「大、ファン…とは?」

「え、そのままだけど…」

私テレビも雑誌も特集されることは断ってるし、

表に最小限しか出てないと思うけど…

「おじさんにファンって言われるのきもい?」

「え、おじさん?」

どこが?

この方、確かけんくんと同じ年だよね?

今の私が、22だから、

けんくんは27…

「健と相変わらずあんまり似てないね?」

え、けんくんの知り合い?

相変わらず?

「疑問だらけって感じ。」

笑って手を伸ばすトオルさん。

色々整理が追いつかなくて固まってると、

「うん、でもやっぱり本当美人さんだよね。」

顔にかかってた髪を避けていう。

て、え、

「莉緒ちゃんのファン2号かな、健の二番目!」

私の頬に手を添えて、

無邪気に笑う彼と誰かがリンクする。

え、トオルさんって、

「トオルさんってけんくんと仲良しのトオルくんなの?」

けんくんが小学校から仲良しの親友さん。

高校くらいまではおうちに遊びに来てたけど…

それからは電話とか、ご飯に行ったとかは聞いたことあったけど、

うちには来てない。

あの頃からたしかにかっこいい印象はあった気がするけど、

自分は部屋にこもってばっかだったからそこまでちゃんと記憶に残ってなかった。

けんくんがトオルが出てるドラマとか録画してたのはそういう…

ただの大ファンなのかと思ってたよ〜