あおは目をパチパチさせながら、首を傾げる。
傾いたほっぺに手を添えると、
少しずつ温かなってくる気がして、
あおの顔を見ると、
「き、急になんですか。」
目が泳いでる。
照れてる可愛い。
「んー、会えて嬉しいなって。これからあおとバレーのこと考えながらこうやって過ごせるの幸せだなって。」
「…顔溶けてますよ。」
「んーそれだけ、あおといれるのが嬉しいってことでしょ?」
俺の言葉にまたあおが動きを止める。
「…離して、ください。」
あおがぐーっと力を込めて俺の手を下ろそうとするから、
俺も力を込めてあおにふれたままにする。
「祐真さん、」
「あお、好きだよ?」
「っ、…私も仲間として、」
「俺は仲間としてだけじゃないけど。」
あおから視線を逸らさず伝えると、
あおはあの日とは違って辛そうな顔はしないけど、
目を彷徨わせて、
「…騙されない!」
とキッといきなり睨みつけてくる。
え、えええ?
なんで?

