神奈さんが信じられないものを見るように目を見開いて私に聞いてくる。
「は、はい……忘れてました」
「……すごいな、仁那ちゃん」
思い出したらほんとどんどん恥ずかしくなる一方で顔から火が出そうなくらい熱くなった。
……だって、あのときはRUIさんからキスされた驚きよりも、その後にみたashのパフォーマンスのすごさに衝撃を受けて全て吹っ飛んじゃったんだもん。
それを伝えると神奈さんはやっぱり驚いたみたいだったけど、今度はそのあとに笑われた。
「ははっ、仁那ちゃんも相当な音楽好きだな」
「あのときashほんとに凄かったです!かっこよかった」
「ありがとう、じゃあ交換条件ってわけじゃないけど……仁那ちゃんにちょっと相談していい?」
「ん?なんですか?」
カプチーノを飲み終わって今度はコーヒーをおかわりする私を見ながら、神奈さんが落ち着いた声で話す。
「どうやらRUIがきみのことを相当気に入っているみたいで、仁那ちゃんと会ったあとの調子が驚くほど良かったんだよ……その代わり、会えなくなってから今日まではまたひどいふしだらな生活なんだけど」
「は、はい……忘れてました」
「……すごいな、仁那ちゃん」
思い出したらほんとどんどん恥ずかしくなる一方で顔から火が出そうなくらい熱くなった。
……だって、あのときはRUIさんからキスされた驚きよりも、その後にみたashのパフォーマンスのすごさに衝撃を受けて全て吹っ飛んじゃったんだもん。
それを伝えると神奈さんはやっぱり驚いたみたいだったけど、今度はそのあとに笑われた。
「ははっ、仁那ちゃんも相当な音楽好きだな」
「あのときashほんとに凄かったです!かっこよかった」
「ありがとう、じゃあ交換条件ってわけじゃないけど……仁那ちゃんにちょっと相談していい?」
「ん?なんですか?」
カプチーノを飲み終わって今度はコーヒーをおかわりする私を見ながら、神奈さんが落ち着いた声で話す。
「どうやらRUIがきみのことを相当気に入っているみたいで、仁那ちゃんと会ったあとの調子が驚くほど良かったんだよ……その代わり、会えなくなってから今日まではまたひどいふしだらな生活なんだけど」