色になる君

夕ご飯も食べ終わり、お風呂に入って
後は寝るだけになった私たち。




部屋に戻ってくるとベッドメイキングがされていて、これだけでなんだかワクワクしてしまった。




「ねーね、男子部屋とかいったらまずいよね?」




「え!?何いってるの??」




ほんと、突拍子もないことを言い出すから
毎度毎度驚かされるなー。




まぁたぶん、お目当ては空くんだろう。




「やっぱりだめ?何か倒れてから、ちゃんと空くんに会えてないし、お礼とか言いたかったなーって。」





それは、私も言いたいけど……。




「私は、明日でいいかなって思ってる。」




「え?なになに???夜空も、空くんに
何かしてもらったの??」




「私が混乱した時、月緋君が看病してくれたんだよね。」





私の目のこと、知ってくれてるのは驚いたけど、それでも何も言わず、聞き出さずに




優しくしてくれて、




すごく嬉しかった。




「その顔は、もう恋しちゃってるじゃん。」




「恋しちゃってるよね……。」




あれ?私、、何を言って……??




「ちょちょっと!何言わせるの!!」




「いや、私が言わせてないでしょ。今の!」




「こ、恋とかそういうのじゃなくて、
素直に、月緋君っていい人なんだなって思っただけであって、そ、そのなんて言うの?
好きとか、そんなのないから!!」




何かめちゃくちゃ焦って、これじゃあ
本当に好きみたいになってるよ。