色になる君


「……いっ、おいっ!おい!夜空!!」





突然誰かが私の肩を必死に揺らして、
名前を呼んでくれている。



この人でも誰でもいいから、早く言わないと。


振り絞って声を出した。



「……千花…が、……倒れて、…。」




「千花がか?!おい、空早くみてこい!」



誰かが、猛スピードで千花のところへ行ってくれた気がする。



空君かな?来てくれて良かった。



私だけだったら、ずっとここで
這いつくばってた。