色になる君


急いで、先生のところに行こうとしたけど初めてくる場所は、




色が見えない私にとっては本当に未知の世界で、とてつもない不安に駆られる。




深い森の中で遭難したみたいな、そんな気分になってしまう。


 
早く誰か呼ばなくちゃいけないのに、
隣の部屋の子でも誰でもいいのに、



なのに部屋から出れば一瞬のうちに
私はパニックに陥った。


初めて来るところでも千花がいるから、大丈夫だと思ってた。

  
千花がいなきゃ何もできないじゃん、私。