色になる君


そっと視線を下にずらすと、
痛々しく倒れている千花がいた。




「千花……?どうしたの??え……??」



体を揺らしてみても返事がない。



体は、温かい。でも顔色は?



どこを負傷して倒れているのかも、
出血しているのかも分からない。




だめだ。千花の状態が私にはよく分からない。


誰か、人を呼ばなくちゃ!



「待っててね!!」