色になる君


更衣室に行き、水着に着替え
いよいよ練習へ。




「大丈夫?ゆっくりで良いから。」




「う、うん、ちょっと待って。」




やっとのことで、プールに体を入れ、




「顔からつけてみる?あれ、目に入っても大丈夫だよね?ゴーグルもあるし。」





「心配しすぎ!全然大丈夫だけど、ちょっと怖くて。」




私にはプールが、灰色に見えて
顔をつけると、何だか濁ってて息苦しく感じる。





「じゃあ、ゆっくりでいいし、私が手握ってるから毛伸びしてみよっか?」




「うん。離さないでよ?」




頑張って、毛伸びをしてみることに。