色になる君


あれ、そういえば青川君は、どこに?


視線を周りに回すと、私の席の後ろで
突っ伏して寝ていた。



「青川君はこのまんまで大丈夫?」



「え?あー、月緋いっつもそんなんだから
ほっといてあげて。」



「そっか。」



本当に喋んないんだな……この人。
性格の問題なのか、何なのか。


知ったこっちゃないけど、何となく
親近感が湧いてしまう。