色になる君


「月緋君、ありがとう。」


まだ、私たちの距離は近いまま。

少し後ろを振り向いて、月緋君に言った。



「ちょっとは、色づいた?」


「ちょっとじゃなくて、はっきり!全部色が見えたよ!」


「ならいい。」


その後も、月緋君がちょくちょく説明してくれて私たちのジェットバイクの時間は


あっという間に過ぎてしまった。


「以上で、ジェットバイクの旅は終了になりまーす!!!!お楽しみいただけましたか?????」

   

「今までで、1番綺麗な景色を見れました!ありがとうございます。」



「いえいえ〜。彼氏さんが一生懸命説明されてて、素敵だなと思ってました!!言葉って偉大だな〜なんて思っちゃいました!」



「無理言ってすいません。」


「いえいえ!沖縄は、人と人を繋げる場所ですから!!」



ん?無理言って……。って何??