色になる君

「今の会話、ちょっと聞いてしまいました。ごめんなさい〜!でも、多分こちらのお二人方が、カップルさんですよね?」



横で準備をしていたインストラクターのお兄さんが、笑いながら話しかけてきた。



こちらのお二人方。

お兄さんが、手を指す方にいたのは
 

「私と……月緋君?」



「はい!で、僕の見当違いでなければ
こちらの可愛らしい雰囲気のお二人方は、
もうすぐ結ばれる方々かなと。いいですね!!青春ですね!」



可愛い雰囲気のお二人……。


「俺と千花のことだよな??」


少し困惑気味だけど、絶対この状況を面白がってる空君。


「失礼でなければ、ご予約は4名様でしたけど、カップルさん2組のコースでご案内する方がおすすめですよ!!」