色になる君

「うわっ!なんか俺、興奮してきた!!」

 
そわそわしだす空君。


「ちょっとそんな飛んだら、車揺れるよ!」



千花が何とか空君を抑えようと、
横であたふたしている。



「お兄ちゃんのこと、尊敬してるんだね。
何か、妹だけど嬉しい!」


妹として、お兄ちゃんをこんなにも思ってくれる人がいるなんて、

なんか嬉しくて、笑みが溢れてしまった。



「えっ、あっうん!あーと、尊敬してます!水泳部入部したのも、桜井先輩がきっかけだし、お世話になってるから!!」




「顔赤くなりすぎ〜!!そんなに、桜井先輩好きなの??」





「うそ!そんな顔赤い??」


自分の頬を、両手で包む空君。