色になる君

「でも、お風呂でも顔つける練習したし
お兄ちゃんにも教えてもらったし。」


「あーまぁ、それなら安心だな。」



「え!?夜空、お兄ちゃんいるの??」


「え?面識ないの???夜空のお兄ちゃん、水泳部だったよね??」



「うん。もう引退したけど、一応部長だったよ?」



3秒ぐらい空君が、ぽかんと口を開けて静止し


「えー!!!!!!ってことは、夜空って桜井先輩の妹!?!?」



「う、うん!びっくりさせちゃったね。」

 
あまりにも、空君が目をまんまるにさせてこっちを向くからびっくりした。



「いやだって!水泳部のエースだったし、俺の憧れの人だし!!!嘘だろ?!」



お兄ちゃん、確かに昔から
面倒見良くて後輩から慕われてたな。



「あれ、月緋知ってたのか??」




「まぁ。」




あくまでも、お兄ちゃんから私のことを頼まれたことは秘密にしてくれるみたい。